幕張 メッセ イベント 中止。 Inter BEE 2020、通常開催を中止しオンライン開催に

東京ゲームショウ、幕張メッセの通常開催中止 オンライン開催を検討

幕張 メッセ イベント 中止

イメージを拡大 今回もまずは新型コロナウイルスのホビーイベントへの影響関係から。 この2カ月の間に、今年の秋までのホビー系イベントがほぼ壊滅ということが確定しました。 なんといっても一番大きいのは11月に予定されていた「ワンダーフェスティバル」の中止決定。 中止発表は5月12日とイベントのほぼ半年前、かなり早い段階での判断ですが、当日版権という非常に手間のかかるシステムで成り立っているイベントだけにその判断も妥当なところ。 また、秋冬連続体制ではなくなったため、当日版権の締切りは変更されています。 現時点では詳細発表はありませんが、通常の締切りに近いことになると思われます。 当日版権イベントでは、「ガンダム」系の許諾が降りる「C3AFA」も10月の幕張メッセを使ったリアルイベントの中止が発表されています。 オンラインイベント等を検討すると告知はされているのですが、当日版権申し込みの締切りが過ぎた現時点でも詳細発表はまだ行われていません。 メーカー系では8月末に予定されていた「メガホビEXPO」も中止。 そうなると例年同日開催だった「ワンホビギャラリー」も開催はなさそうです(正式に日程告知はされてなかったので、中止になっても告知はありそうにはないですが)。 追記:ワンホビギャラリーはオンラインに加えてオフラインのイベントが7月4日、5日に開催されることが発表されました。 一方で8月2日に延期された「AK-GARDEN」と「キャラフェス神戸」、8月29日の「ホビーラウンド」、11月末の「全日本模型ホビーショー」は現時点では中止等の告知はありません。 開催の場合、入場制限などなかなか大変そうではありますが……。 春の開催が中止された問屋系の「宮沢模型商談会」や「プライズフェア」など、業者系の展示会は今後開催予定になっているものもありますが、その体制などは不明。 いつもグッドスマイルカンパニーが「ワンフェス」後に開催している業者向けの「ホビーメーカー合同展示会」もどうなるか、今後の発表待ちです。 こうなると俄然注目が高まっているのがオンラインイベント&販売。 最近増えているのが、ディーラーが独自に行う通販。 ディーラーのオリジナル造形や、「エヴァンゲリオン」「刀剣乱舞」のように独自の版権システムがあるもの、「アズールレーン」のように通販を含む二次創作販売が認められているものなどいくつも出てきて、かなりの人気を博している例も。 オンラインイベントでは、すでに受付け中の「トレフェスオンライン」に加え、先述したように検討中という「C3AFA」、さらには6月開催が無期延期となった「エヴァンゲリオンワンフェス」も今夏に「エヴァンゲリオンワンフェス・オンライン」開催を発表しています。 いずれも本格的な運用は初の試みとなるだけに、通販につきもののアクセス負荷やトラブルなどが心配なところ(正確には「C3AFA」は開催最初期にイベント後に当日版権ガレージキットのネット通販を行ったことはありますが、2001年とかの話なので状況も違えばノウハウも残ってないと思われます)。 さらにいえば、単独版権を扱う「エヴァワンフェス」以外は当日版権の申請がなかなか大変なはず。 イベント会場限定で特別に許可をする当日版権ですが、それがオンラインというある意味開けた場所で開催するイベントには認められないという判断も出るでしょうし、各社大変な状況下ではそれどころではないという版権元もあるでしょう。 こればっかりはやってみないとわからないところで、なんとか上手くいくことを期待したいです。 今回はそのあたりからいろいろ見聞きしたこと、体験したことをこぼれ話的にまとめてみましょう。 版権残酷物語 本連載ではよく当日版権について書いていますが、では当日ではない版権が何かと言えば、要するに一般販売される商品への版権許諾。 テレビアニメの誕生時から(もっと言えばディズニーのミッキーマウスの時代から)版権許諾によるマーチャンダイジングは、作品継続のために非常に重要な要素です。 昔ロボットアニメなどがオモチャの宣伝番組と揶揄されるようなこともありました。 90年代くらいから、そういったオモチャではなく、コアなファン層に映像ソフトや音楽ソフトを売ることを中心とした、いわゆるオタク層向け作品も多く生まれてくるようになります。 そういった作品群(だけではなく本来一般向けのものがマニアにも人気が出た「美少女戦士セーラームーン」のようなものもありますが)から、ガレージキットを始まりとするフィギュア商品が登場するようになりました。 ただ、ガレージキットというコア中のコアなアイテムだった90年代はもちろん、PVC製完成品フィギュアがブームになってきた00年代前半も、まだ全体の中でいえばフィギュアはそんなに注目度は高くないアイテムでした。 それが現在、フィギュアはプロジェクトとしてのアニメやゲームの中でも比較的重要な位置を占めるようになっています。 物理的な存在感も大きく目立つアイテムで、何よりも単価が高いので、ブルーレイやDVDなど映像ソフトの売れ行きが落ちた現在では(特に海外で)ある種のフラッグシップ的なアイテムにもなっています(高価になりすぎて、勢いは昔に比べると落ちている感じはしますが)。 そうなってくると、その扱いも変化してきます。 製作委員会的なことでいえば、口を出したがる人が増えるのです。 得てしてそういう人は、文句を言わないと仕事をした気にならない、でも立体の事が分かっているわけではない(見方が分からない)のでとんちんかんな意味のないことを言ってくるわけです。 ありがちなのは、もとのイラストや写真と並べてここが違うという指摘。 これは誰にでもできること(並べて比較するだけですから)で一見正しいように思われますが、立体だと成り立たない構図、一方から見たときはそれっぽく見えても角度を変えると破綻してしまうもとになることも多いのです。 二次元のイラストは二次元としてのデフォルメがかかっているので、そのまま三次元に置きかえても駄目。 そういう絵のウソ、デフォルメをいかにして立体にするかというのがこの数十年かけて進歩してきた造形技術なのですが、それを理解しないまま無茶無理な指摘を行うわけです。 髪の毛の輪郭を細くしてくれ(立体には輪郭はありません)、背中から見た角度で胸がもっと見えるように(それやると腰が外れます)etc. etc. 意味の分からない指示もあるようで、そういうときには何も直さずに直しましたともっていたら、良くなったと言われたという話も。 ミケランジェロの逸話で、クライアントから鼻を直せと言われて削る振りをして手の中に忍ばせた粉を落としただけで実際には何も直さなかったなんていうのがありますが、そのあたり何も変わっていません。 文句をつける人が組織の中でも偉い人や、そこからもっと偉いともいえる原作者だったりするとさらに面倒なことになることも。 そういった立場の人の監修があまりに理不尽で厳しい場合、どんなに人気がある作品でもメーカーがフィギュアを出すのを嫌がったり、版権窓口の方から止めた方がいいですよとメーカーに忠告することがあったりなかったり。 フィギュアが好きな原作者が必ずしもフィギュアのことを理解できるわけではないのです。 版権窓口の担当者は担当者で、その作品を管理する会社に所属して自分の判断で商品化の許諾を取り仕切る立場になったことで、自分が偉くなったと勘違いする人も。 これはこれでなかなか根深い問題で、担当者が異動になるまで待つしかない場合もあります。 一方で、もちろんちゃんとしたスゴイ監修というのも存在します。 有名なところでは「新世紀エヴァンゲリオン」。 00年代頃、特に監修が厳しいことで知られていた作品なのですが、厳しいと言っても無茶理不尽ではなく、その指摘がことごとく正しくその修整を入れることでより良いものになっていったのです。 何よりもまず版権窓口の担当者の目利きが素晴らしかったのですが、加えてキャラクターデザイナーの貞本義行氏が行う監修はだれもが納得のものでした。 貞本氏は自分でもフィギュアを作っているのですが、その空間把握能力が素晴らしいのです。 監修に立ち会ったこともありますが、1枚の絵の別角度の想定から導き出されるフィギュアの造形を指示し、こう直した方がいいとさらさらと絵を描きつつ、監修を行っていました。 その描いた直筆メモは各メーカーの担当者がお宝のように喜んで持って帰っていったものです。 良い監修というのは間違いなくフィギュアの進歩に大きく寄与しているのです。 なお、監修に伴う修整作業やその後もまたいろいろ大変なことがあるのですが、またそれは稿をあらためて。

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五輪延期 県内に困惑広がる 幕張メッセ、イベント中止に影響 /千葉(東京2020報道特集 オリンピック聖火リレー)

幕張 メッセ イベント 中止

イメージを拡大 今回もまずは新型コロナウイルスのホビーイベントへの影響関係から。 この2カ月の間に、今年の秋までのホビー系イベントがほぼ壊滅ということが確定しました。 なんといっても一番大きいのは11月に予定されていた「ワンダーフェスティバル」の中止決定。 中止発表は5月12日とイベントのほぼ半年前、かなり早い段階での判断ですが、当日版権という非常に手間のかかるシステムで成り立っているイベントだけにその判断も妥当なところ。 また、秋冬連続体制ではなくなったため、当日版権の締切りは変更されています。 現時点では詳細発表はありませんが、通常の締切りに近いことになると思われます。 当日版権イベントでは、「ガンダム」系の許諾が降りる「C3AFA」も10月の幕張メッセを使ったリアルイベントの中止が発表されています。 オンラインイベント等を検討すると告知はされているのですが、当日版権申し込みの締切りが過ぎた現時点でも詳細発表はまだ行われていません。 メーカー系では8月末に予定されていた「メガホビEXPO」も中止。 そうなると例年同日開催だった「ワンホビギャラリー」も開催はなさそうです(正式に日程告知はされてなかったので、中止になっても告知はありそうにはないですが)。 追記:ワンホビギャラリーはオンラインに加えてオフラインのイベントが7月4日、5日に開催されることが発表されました。 一方で8月2日に延期された「AK-GARDEN」と「キャラフェス神戸」、8月29日の「ホビーラウンド」、11月末の「全日本模型ホビーショー」は現時点では中止等の告知はありません。 開催の場合、入場制限などなかなか大変そうではありますが……。 春の開催が中止された問屋系の「宮沢模型商談会」や「プライズフェア」など、業者系の展示会は今後開催予定になっているものもありますが、その体制などは不明。 いつもグッドスマイルカンパニーが「ワンフェス」後に開催している業者向けの「ホビーメーカー合同展示会」もどうなるか、今後の発表待ちです。 こうなると俄然注目が高まっているのがオンラインイベント&販売。 最近増えているのが、ディーラーが独自に行う通販。 ディーラーのオリジナル造形や、「エヴァンゲリオン」「刀剣乱舞」のように独自の版権システムがあるもの、「アズールレーン」のように通販を含む二次創作販売が認められているものなどいくつも出てきて、かなりの人気を博している例も。 オンラインイベントでは、すでに受付け中の「トレフェスオンライン」に加え、先述したように検討中という「C3AFA」、さらには6月開催が無期延期となった「エヴァンゲリオンワンフェス」も今夏に「エヴァンゲリオンワンフェス・オンライン」開催を発表しています。 いずれも本格的な運用は初の試みとなるだけに、通販につきもののアクセス負荷やトラブルなどが心配なところ(正確には「C3AFA」は開催最初期にイベント後に当日版権ガレージキットのネット通販を行ったことはありますが、2001年とかの話なので状況も違えばノウハウも残ってないと思われます)。 さらにいえば、単独版権を扱う「エヴァワンフェス」以外は当日版権の申請がなかなか大変なはず。 イベント会場限定で特別に許可をする当日版権ですが、それがオンラインというある意味開けた場所で開催するイベントには認められないという判断も出るでしょうし、各社大変な状況下ではそれどころではないという版権元もあるでしょう。 こればっかりはやってみないとわからないところで、なんとか上手くいくことを期待したいです。 今回はそのあたりからいろいろ見聞きしたこと、体験したことをこぼれ話的にまとめてみましょう。 版権残酷物語 本連載ではよく当日版権について書いていますが、では当日ではない版権が何かと言えば、要するに一般販売される商品への版権許諾。 テレビアニメの誕生時から(もっと言えばディズニーのミッキーマウスの時代から)版権許諾によるマーチャンダイジングは、作品継続のために非常に重要な要素です。 昔ロボットアニメなどがオモチャの宣伝番組と揶揄されるようなこともありました。 90年代くらいから、そういったオモチャではなく、コアなファン層に映像ソフトや音楽ソフトを売ることを中心とした、いわゆるオタク層向け作品も多く生まれてくるようになります。 そういった作品群(だけではなく本来一般向けのものがマニアにも人気が出た「美少女戦士セーラームーン」のようなものもありますが)から、ガレージキットを始まりとするフィギュア商品が登場するようになりました。 ただ、ガレージキットというコア中のコアなアイテムだった90年代はもちろん、PVC製完成品フィギュアがブームになってきた00年代前半も、まだ全体の中でいえばフィギュアはそんなに注目度は高くないアイテムでした。 それが現在、フィギュアはプロジェクトとしてのアニメやゲームの中でも比較的重要な位置を占めるようになっています。 物理的な存在感も大きく目立つアイテムで、何よりも単価が高いので、ブルーレイやDVDなど映像ソフトの売れ行きが落ちた現在では(特に海外で)ある種のフラッグシップ的なアイテムにもなっています(高価になりすぎて、勢いは昔に比べると落ちている感じはしますが)。 そうなってくると、その扱いも変化してきます。 製作委員会的なことでいえば、口を出したがる人が増えるのです。 得てしてそういう人は、文句を言わないと仕事をした気にならない、でも立体の事が分かっているわけではない(見方が分からない)のでとんちんかんな意味のないことを言ってくるわけです。 ありがちなのは、もとのイラストや写真と並べてここが違うという指摘。 これは誰にでもできること(並べて比較するだけですから)で一見正しいように思われますが、立体だと成り立たない構図、一方から見たときはそれっぽく見えても角度を変えると破綻してしまうもとになることも多いのです。 二次元のイラストは二次元としてのデフォルメがかかっているので、そのまま三次元に置きかえても駄目。 そういう絵のウソ、デフォルメをいかにして立体にするかというのがこの数十年かけて進歩してきた造形技術なのですが、それを理解しないまま無茶無理な指摘を行うわけです。 髪の毛の輪郭を細くしてくれ(立体には輪郭はありません)、背中から見た角度で胸がもっと見えるように(それやると腰が外れます)etc. etc. 意味の分からない指示もあるようで、そういうときには何も直さずに直しましたともっていたら、良くなったと言われたという話も。 ミケランジェロの逸話で、クライアントから鼻を直せと言われて削る振りをして手の中に忍ばせた粉を落としただけで実際には何も直さなかったなんていうのがありますが、そのあたり何も変わっていません。 文句をつける人が組織の中でも偉い人や、そこからもっと偉いともいえる原作者だったりするとさらに面倒なことになることも。 そういった立場の人の監修があまりに理不尽で厳しい場合、どんなに人気がある作品でもメーカーがフィギュアを出すのを嫌がったり、版権窓口の方から止めた方がいいですよとメーカーに忠告することがあったりなかったり。 フィギュアが好きな原作者が必ずしもフィギュアのことを理解できるわけではないのです。 版権窓口の担当者は担当者で、その作品を管理する会社に所属して自分の判断で商品化の許諾を取り仕切る立場になったことで、自分が偉くなったと勘違いする人も。 これはこれでなかなか根深い問題で、担当者が異動になるまで待つしかない場合もあります。 一方で、もちろんちゃんとしたスゴイ監修というのも存在します。 有名なところでは「新世紀エヴァンゲリオン」。 00年代頃、特に監修が厳しいことで知られていた作品なのですが、厳しいと言っても無茶理不尽ではなく、その指摘がことごとく正しくその修整を入れることでより良いものになっていったのです。 何よりもまず版権窓口の担当者の目利きが素晴らしかったのですが、加えてキャラクターデザイナーの貞本義行氏が行う監修はだれもが納得のものでした。 貞本氏は自分でもフィギュアを作っているのですが、その空間把握能力が素晴らしいのです。 監修に立ち会ったこともありますが、1枚の絵の別角度の想定から導き出されるフィギュアの造形を指示し、こう直した方がいいとさらさらと絵を描きつつ、監修を行っていました。 その描いた直筆メモは各メーカーの担当者がお宝のように喜んで持って帰っていったものです。 良い監修というのは間違いなくフィギュアの進歩に大きく寄与しているのです。 なお、監修に伴う修整作業やその後もまたいろいろ大変なことがあるのですが、またそれは稿をあらためて。

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CEATEC 2020はオンライン開催へ、幕張メッセでの開催を中止

幕張 メッセ イベント 中止

新型コロナウイルスの感染拡大による東京オリンピック・パラリンピックの開催延期決定から一夜明けた25日、競技会場を抱える県内では関係者に困惑が広がった。 森田健作知事や会場を抱える首長はそれぞれ緊急で報道陣の取材に対応し、今後の動きや課題を語った。 既に決定している聖火ランナーやボランティアからも不安の声などが聞かれた。 【宮本翔平、秋丸生帆】 知事は、橋本聖子五輪担当相から24日夜に一報を受け、大会組織委員会の森喜朗会長と25日朝に連絡を取ったといい、「国も組織委も必死になっている。 私たちも大会成功のために頑張らなければいけない。 延期はみなさんが喜んで、楽しめる大会にするためにやむを得ない措置かと思う」と受け止めた。 レスリング、テコンドー、ゴールボールなど五輪3競技、パラリンピック4競技が予定される幕張メッセ(千葉市美浜区)では、会場設営、撤去を含め4月21日~9月20日にかけて使用料35億円(県試算)で組織委の利用が決まっていた。 2019年の同期間では373件のイベントがあり、今年は大会のためにその多くが中止、開催時期を変更された。 知事は「また来年に、370社以上に頭を下げて別会場に移動してもらうなどのお願いをするのは大変なこと。 頭を下げるだけで済まない。 日本、世界のイベントだから県として全力でやるが、企業、関係団体のケアを国、組織委にもお願いしたい」と求めた。 また延期により利用が空白となる4~9月のイベント誘致について、知事は「まさしく頭の痛いところ。 やって頂けるものは、ぜひお願いしたいと頭を下げる」とトップセールスに意欲をみせた。 ただ、幕張メッセによると、新型コロナウイルスの影響により、2~5月にはイベント83件の中止が決まった。 3月のイベントはほぼゼロになるなど、感染拡大により誘致の実現は難しい状況もある。 大会延期に伴い、費用負担が増える可能性もある。 19年の一連の災害により財政調整基金がほぼ底をつくなど財政に余裕はないとして、知事は「国、組織委にお願いしないといけないと思う」とした。 知事の3期目の任期は21年4月4日に満了する。 大会が1年程度延期されると開催は任期後。 知事選への立候補について問われた知事は「県内で8競技がある。 しっかりと筋道をつけて、成功させることに全力投球する。 自分のことは二の次だ」と述べた。 一方で「(知事として五輪開催を迎えたい)気持ちとしてはある」と漏らした。 また知事は、10月18日に予定される「ちばアクアラインマラソン」の開催の可否を検討することを明らかにした。 「新型コロナウイルスの影響が、いつ収束するのか分からない。 関係者、関係機関に意見を聞き、早急に決めないといけない。 最後は私が判断する」と語った。 その前に決まったことを前向きに受け止めたい」と早期の決定を評価した。 一方、延期による最も大きな問題は「幕張メッセの使用期間」とし、「千葉市としては大会開催による(メッセを使用できない)空白期間の経済的影響が無視できないということは以前から申し上げてきた。 来年もとなると2倍の経済的影響がある」と指摘。 市の予算や人員計画にも調整が必要だと明かした。 延期によって1年の猶予が生じたことについては、パラスポーツの振興などに取り組み、「アディショナルタイムをもらったと思って力を入れてきた取り組みを加速したい」と話した。 町によると、同所には審判用や選手用、スタッフ用など主な4施設が仮設で建設される予定。 大会組織委が直接発注しており、今後の工事の取り扱いの連絡はないという。 工事に伴い4月から海岸の駐車場やトイレのスペースへの立ち入りが禁止される予定だったが、町はサーファーや町民の利便性を確保するため、規制の解除も調整したいという。 県から同日午前に延期の連絡を受けたという馬淵昌也町長は「合理的、妥当な判断だと思う。 町としては時間をいただいたと思いチャンスを有効に使いたい」とコメントした。 町は開催に向けて海岸の休憩施設整備やJR上総一ノ宮駅の東口開設などを進めており、「町がやるハード面での準備は終了に近い」といい、影響は少ないとみている。 同時に町役場周辺で予定したイベントは大会に合わせて延期を決めた。 町内を訪れる外国人に日本文化を体験してもらおうと準備してきた同町のNPO法人「さすが一の宮」の志田延子理事長は「各国での収束のめどが立たない中では延期は仕方ない」と受け止めた。 同法人は来町者に茶道や座禅の体験や浴衣を着た街歩きなどのプログラムを計画し、通訳ボランティアを育成して備えてきた。 志田理事長は「準備期間が長くなったと前向きに捉えて、より良いおもてなしをしたい」と話した。 久根崎さんは2017年春、小さな段差でもつまずく左足の異常を感じた。 さまざまな診療を受けて同年11月にALSと告知され、18年2月以降入退院を繰り返し、現在は両足が動かせなくなった。 旧国鉄職員で退職後は地元鴨川の活性化を目指したボランティア団体の事務局長としてさまざまな活動をしていた久根崎さんは、発症後も不自由な移動もなんのその。 女子サッカーなでしこ2部リーグのオルカ鴨川FCの応援のため、JRを乗り継いで各地の応援に駆けつけ、市が実施した事業仕分けの市民判定人として会議に出るなど活動を続けた。 今年2月にも新型コロナウイルスが広まった中国・武漢市から帰国した人たちが健康観察のため滞在した勝浦市のホテルに、手作りの千羽鶴を送って励ましたのが久根崎さんだ。 こうした活動が評価されて、県が選考した聖火ランナーに鴨川市からただ一人選ばれた。 7月2日、館山市のモントリオール五輪女子バレー金メダリスト、田村悦智子さん(68)らと県内第3区間の南房総市内200メートルを走る予定だった。 進行性の病気のため1年後の体の状態は分からない。 久根崎さんは「せっかくの機会なので1年遅れても参加したいが、規定では介助者は1人。 症状によって2人にしてもらえるかどうか」と不安そうに話す。 掲げたトーチはリレー後に市内の小中学校を巡回させ、子どもたちに触れてもらうつもりだ。 1年延期で、このプランが実現できるかどうか。 県開催準備課によると、選考された聖火ランナーには大会組織委が直接、延期を連絡し、優先的に聖火リレーに参加できることが伝えられた。 県推薦の聖火ランナーの最高齢で、元千葉陸上競技協会理事の鳥海勲さん(93)=君津市=は1964年の東京五輪以来、2度目の聖火ランナーを務める。 長男和彦さん(63)は「聖火リレーに向けて練習していて、生きがい、道しるべになっていると感じた。 延期は残念に思うが、この事態だから仕方ない。 1年後、元気に走ってもらいたい」と期待した。 東西冷戦下の80年、日本を含む西側諸国がボイコットして幻となったモスクワ五輪で柔道代表だった柏崎克彦さん(68)=市川市=は「自分の聖火リレーより、選手が大変だなという思いが強い。 ボイコットする、しないという時は本当に嫌だった。 代表選手が内定しながら延期で再度選考されるかもしれない。 私たちと同じように五輪に出る、出られないというような思いをしているのを想像すると本当にかわいそうだ」とおもんぱかった。 大会で観客らの案内をする県の都市ボランティア2826人には参加の意向を確認する予定。 運営に支障が出るほどの欠員が出る可能性もあり、県県民生活・文化課は「柔軟に対応したい」としている。 千葉市でのボランティアに参加予定だった同市美浜区の藤田公子さん(72)は「開催が難しいだろうなという雰囲気は感じていた。 中止になるよりはいいが、来年になれば参加できない人も出てくるだろう」と話した。 毎日新聞.

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