腰痛左側おしり。 左腰の痛み(左腰が痛い)の原因をズバリ解説します

腰痛の危険度セルフチェック。原因や症状、対処法・治療の注意点

腰痛左側おしり

『腰が痛い』という経験を初めてした時や、今までとは違う腰痛が出た時など、『この腰の痛みは内臓の病気ではないのか・・・』と、不安に思われることもあるかと思います。 こちらでは、腰痛の原因が『内臓の病気』か『筋肉や骨格の問題』かを、症状の特徴から判別する方法を4つご紹介させて頂きます。 癌などの病気や疾患で腰が痛い時の特徴を知る 健康診断を受けて数値に異常がなくても、内臓疾患や機能低下が関係していそうな腰痛の方は、私の治療経験上少なくありません。 それは、東洋医学でいう『未病(病気の手前)』という状態ですが、睡眠不足や働きすぎ、暴飲暴食や季節変わりの気温差などが原因となり、内臓機能が低下して腰の痛みが出る事もあります。 そのような内臓の症状を見分ける4つの方法は、『動作で腰の痛みが変化するか確認する』、『お腹を直接押してみる』、 『どういう時に症状が出るか確認する』、『内臓疾患や機能低下と照らし合わせる』になりますので、1つ1つお話したいと思います。 1、動作で痛みが変化するか確認する 筋肉や骨格の歪みが原因で腰痛が出る場合は、前屈(前かがみ)や後屈(体を後ろに反る動作)、側屈や回旋(体をひねる動作)で腰に痛みが出やすいのが特徴です。 内臓疾患が原因で腰痛が出る場合は、これらの動作で痛みはあまり出ません(これらの動作でストレッチの時のような『筋肉が伸ばされる感覚』があっても正常と考えてください) 動作によっては『傷んでいる内臓自体が圧迫されたり伸ばされたりして痛みが出る事』もありますが、特定の動作を除けば、運動によって腰の痛みが出る場合は、筋肉や骨格の歪みが原因で腰が痛いと考えられます。 2、お腹を直接押してみる 仰向けに寝た状態で両膝を曲げて、自分の手を使ってお腹を押し、肝臓や腎臓・大腸小腸などを刺激して、腰痛の原因が内臓か見分ける方法になります。 ただ、お腹全体は大きな筋肉(腹筋)で包まれています。 具体的には、背骨の前側に位置する『ミゾオチから骨盤』までつながる腹直(ふくちょく)筋、わき腹にある腹斜(ふくしゃ)筋、骨盤の内側に付く腸腰(ちょうよう)筋などがあります。 これらの筋肉はお腹側ですが、背骨や骨盤を支える筋肉になるため、凝り固まってしまうと腰痛の大きな原因になります(ただしコリの自覚が出にくい筋肉です) お腹を押すときに筋肉の邪魔を減らす姿勢 両膝を曲げると腹筋はゆるむため、内臓を刺激しやすくするためにはその状態で押すと効果的です。 ただ、お腹を押したときに、明らかに筋肉をマッサージした感覚と違う『強い痛み』がある場合は注意が必要です。 大腸や盲腸などの炎症(腫れ)を伴う内臓の病気が起こっている場合は、その臓器を押すことで強い痛みが広がります。 発熱や吐き気、下痢や激しい腹痛は要注意 お腹を押した時の強い痛みと共に、発熱や嘔吐(吐き気)、下痢や血便、血尿や激しい腹痛がある場合は、内科などの受診を急いでください。 また、毎日お腹をマッサージすることで血行が良くなり、軽度な腰痛や内臓機能の低下が改善する場合もありますので、痛くない範囲で行うのも効果的です。 ただ、この方法だけでは、『筋肉や骨格の歪みが原因の腰痛』か『内臓の病気』かは判断しづらいですが、こちらで紹介している他の見分け方も使って、総合的に判断する必要があります。 3、どういう時に症状が出るか確認する 筋肉は、寝起きや椅子から立ち上がるなどの動作の時や、姿勢を正した状態で椅子に長時間座るなど、同じ姿勢を維持するときに使われます。 つまり、筋肉や骨格の歪みが原因で起こる腰痛は、動作や姿勢の維持で筋肉が使われるときに起こるのが特徴となります。 その前提を踏まえた上で、『内臓の病気』と『筋肉や骨格の歪み』による腰痛の見分け方について説明したいと思います。 動いても動かなくても腰が一定に痛い場合は注意 横向きで寝ている姿勢のように、筋肉をあまり使わない安静時に腰が痛いと感じる場合は、以下のような判断をします。 安静時の姿勢から、立ち上がったり動いたりした時に痛みが出る場合は、筋肉や骨格の歪みが原因の腰痛を疑います。 逆に、動いても動かなくても『腰に一定の症状』が続く場合は、内臓疾患や機能低下が考えられます。 たとえば、前立腺や子宮が原因で腰が痛い場合、動作で痛むのではなく、漠然と骨盤や仙骨周辺に痛みが続く、という状態が起こります。 風邪やインフルエンザが多い時期の注意点 また、インフルエンザで高熱が出ている場合も、動作に関係なく腰の痛みが出る場合がありますので、高熱がある場合はそれらを疑う必要もあります。 腰の痛みと一緒に腹痛が出ている場合は、腹筋の痛みの場合もありますが、ウイルス性の感染症や風邪が関係していることが多いので、まずはそちらを優先に考えた方が安心です。 4、内臓疾患や機能低下と照らし合わせる 腎臓の病気や機能低下があると、顔や足がむくみやすくなり、肝臓が疲れていると体全身がダルくなる、というのが一般的な症状になります。 腎臓結石などによる尿路結石は、ぎっくり腰とは違った出方で激痛を伴い、腎盂(じんう)炎や腎炎の場合は、高熱と腹痛・背中の痛みを伴います。 アルコールを飲みすぎた次の日に腰が痛い場合は肝臓が原因であったり、空腹時や食後に腹痛や腰痛が出やすい場合は胃や十二指腸、下痢が強い場合は大腸の病気や機能低下も視野に入れる必要が出てきます。 ほかには、悪性腫瘍である癌(がん)が関係する場合は、寝返りなどの動作とは関係なく、夜中になると腰の痛みが強くなったり、寝汗や体重減少などが特徴になります。 女性の場合は生理との関係も多く見られる さらに、女性特有の病気と関係する症状もありますが、10代から生理周期で腰の痛みが強くなる場合は、体質的な部分もあると考えられます。 人によって異なりますが、生理や排卵前後に腹痛や腰痛、頭痛などを訴えるケースが多くなります。 ただ、以前よりも生理痛が強くなったり不正出血が増えたりなど、婦人科系の異常をが出てきている場合は、それらの治療を最優先に行ってください。 腹痛と足の痛みや痺れの有無で判断する また、内臓が原因で起こる腰痛の場合、前屈みになって体を丸める(内臓を縮める)ことで、症状がやわらぐ場合もあります。 しかし、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症という腰の病気も、腰を軽く丸めると楽になる場合もあるため、それを見分ける必要があります。 椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症の場合は、お尻から足にかけて痛みや麻痺が出やすく、ヘルニアに関しては腰を後ろに反らすと激痛が走りやすいのも特徴となります。 内臓疾患や機能低下に関しては、体を動かしたときのズキンッとした痛みや、足に痺れが出ることはあまり考えられません。 自己判断ではなく病院の受診が第一 腰痛の原因が『内臓の病気』か『筋肉や骨格の問題』か 見分ける方法を、4つご紹介させて頂きました。 基本的には4つの方法を総合的に見て、内臓が原因で腰が痛いのか、筋肉や骨格からくる症状なのかを判断していただきたいと思います。 ただ、これらも確実な方法ではないので、少しでも『この腰の痛みは内臓疾患が関係するかも』と思いましたら、病院で診断を受けてください。 もし内臓疾患や機能の一時的な低下が考えられる場合は、いつもより多めに睡眠を取ったり生活習慣を改めることで、内臓の疲労を慢性化させない事が大切になります。

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腰痛と内臓疾患や癌などの病気を症状から見分ける方法

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Episode 「ぎっくり腰」かと思ったら、なんと腎臓の病気! 食品メーカーに勤めるFさん(51歳)は、営業の仕事で外回りをしているときに、 腰から背中にかけて強い痛みを感じた。 立っているのもつらいほどの激痛だったが、これまで腰痛の経験のなかったFさんは、「これが ぎっくり腰なのか」と思ったという。 そして、職場の医務室で貼り薬をもらって早々に帰宅した。 職場の友人からは「ぎっくり腰なら、横になってしばらく安静にしていれば大丈夫」とアドバイスを受けていたが、帰宅後、痛みは軽快するどころか、どんな姿勢をとってもズンズンと痛むようになり、同時に 吐き気をもよおしてきた。 やがて、 顔面蒼白になり意識ももうろうとしてきたため、奥さんがあわてて救急車を呼んだ。 救急病院での診断は、ぎっくり腰など関節の病気ではなく「 腎梗塞」だった。 心臓などにできた血栓が腎臓の血管に詰まり(塞栓)、腎臓の組織に血液が行き渡らなくなる病気だ。 早めに治療を開始すれば比較的容易に回復するが、遅れるとFさんのようにショック症状を起こしたり、腎臓に壊死が起こったりして、回復までに時間がかかるようになる。 Fさんの場合、 自分でぎっくり腰だと思い込んでいたのが治療を遅らせる原因だったといえる。 では、ぎっくり腰の痛みと内臓疾患の重要なサインとしての痛みでは、何が違うのだろう。 腰や背中の痛みが、実は内臓の病気のサインであることも。 c PaylessImages-123RF 腰の痛みは、身近な不調の一つだ。 国民生活基礎調査(平成28年、熊本県を除く)によると、腰痛を訴える人の割合(有訴者率)は男性約9. 2%、女性約11. 8%だった。 男性ではさまざまな症状のなかのトップ、女性では肩こりに次いで2番目となっている。 腰痛の原因の多くは、ぎっくり腰、椎間板ヘルニア、慢性腰痛など、主に整形外科領域の病気。 しかし、ときに腰痛や背部痛(背中の痛み)が、 腎臓、肝臓、胆のう、心臓やその周りの血管、膵臓など、さまざまな臓器の病気のサインとして表れることがある。 なかでも頻度が多いのは腎臓の病気だ。 河北総合病院(東京都杉並区)臨床教育・研修部長の林松彦氏は「腎臓は、腰の少し上にある臓器。 腎臓の病気では、背中から腰にかけて痛みが広がるので、整形外科領域の腰痛と間違えることも多い」と話す。 例えば、腰痛を主症状として訴える内臓の病気で、最も多いのは 男性の場合は尿路結石。 実際、急な激しい腰痛で整形外科を訪れる患者のうち、尿路結石だった人の割合は意外と高いという。 女性の場合は急性腎盂(じんう)腎炎がもたらす急な腰痛も多い。 これらの病気では、腰痛との思い込みが、正しい診断と治療を遅らせることも少なくないという。 さらに、腰痛をサインとする病気には腎梗塞や腎臓がんなど、ときに命にかかわる病気もある。 整形外科領域の腰痛と、内臓の病気の重要な「予兆」としての腰痛を、見極めることが重要になってくる。 続きは「日経Goodayマイドクター会員(有料)」の方のみ、 ご利用いただけます。 FEATURES of THEME テーマ別特集• 脱水症やその一歩手前の「かくれ脱水」とはどういうもので、なぜ様々な病気につながるのか、脱水症はどんな人がなりやすく、どう予防すればいいのか。 夏の今こそ知っておきたい、脱水症の怖さと対策について紹介する。 さらに、夏期におけるマスク着用の注意点についても解説する。 激痛に襲われる「急性膵炎」や、発見しにくく5年生存率が極めて低い「膵がん」など、膵臓の病気には厄介なものが多い。 今回は、膵臓という臓器の役割や、膵臓の代表的な病気である「膵炎」「膵がん」の怖さ、早期発見のコツをまとめていく。 中高年にさしかかった男性にとって、病気が心配になる臓器の1つが「前立腺」だ。 前立腺の病気のツートップ、前立腺肥大症と前立腺がんは、いずれも中高年になると急増する。 前立腺肥大症は夜間頻尿などの尿トラブルの原因になり、前立腺がんは、進行が遅くおとなしいがんと思われているが、骨に転移しやすいという特徴があり、怖い一面もある。 今回のテーマ別特集では、前立腺の病気の症状から、具体的な治療法までを紹介していこう。

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女性の腰痛の原因…左側・右側の痛みで考えられる病気

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過去にひどい腰痛で悩んだ方は、 「私の腰痛の原因は一体何だろう?」 「本当に自分の腰痛は改善するのかなぁ~」 って不安になると思いますが、その要因の一つとして 腰痛の種類が分からないからだと思います。 腰痛の種類が分かれば痛みが消えなくても、 不安は解消されると思います。 それなのに、 ・仕事が忙しくて病院へ行く時間がない ・病院へ行くのが面倒くさい、怖い ・無理をしなければ、いつか改善すると思い込んでいる ・ストレッチや運動をすればよくなる ・お風呂に入ってマッサージすれば大丈夫 ・痛み止めや湿布を貼れば痛みがなくなる と思っている方で腰痛がずーっと引かない方は 要注意です。 なぜなら、重度な腰痛の可能性があるからです。 そんな方のために、たった2つの動作で分かる 腰痛の見分け方を解説していきます。 前かがみにすると腰が痛い(前屈) 膝を伸ばした状態で前かがみ (前屈)になったときに腰が痛い場合、 考えられる腰痛は大きく分けて 3つあると思います。 ・腰椎捻挫(筋・筋膜症) ・骨盤の捻挫(仙腸関節捻挫) ・腰椎椎間板ヘルニア 上記の3つのうちどれに当てはまるかは 前屈以外に、どのような動きで痛み・しびれが 出るのか確認します。 まず、どの方向にも動かしても痛い場合は 腰椎捻挫(腰の筋肉の炎症:筋・筋膜症) 骨盤の捻挫(仙腸関節捻挫) が考えられます。 どちらとも、まだ炎症状態が続いているので 患部を氷水で冷やし、腰の場合はコルセット、 骨盤の場合は骨盤ベルトをして固定してもらうと 動いた時の痛みが和らぐと思います。 痛みが変わらない、もしくはひどくなる場合は 病院へ直ぐに行ってください。 体を前に曲げて痛い、後ろに倒して痛くない場合は 椎間板ヘルニアの疑いがあります。 自己判断するのは難しいですので 病院や接骨院・整骨院へ行ける 状態であれば、先生に上記のことを 伝えると教えてくれます。 1:腰椎捻挫(筋・筋膜症) いわゆる ギックリ腰(腰椎捻挫)です。 歩くのも困難な状態で、体を 真っ直ぐにしないと動けない 状態です。 ぎっくり腰というと重たいものを持った時とか 無理な動きや態勢になった時に起きると 思われていますが、朝起きた時にも起きることが よくあります。 冬など寒いときは寝ている間に筋肉が緊張してしまい かたまってしまいます。 そして朝、急に起き上がるときに 筋肉が伸びてぎっく腰になります。 一度痛めると、立ち上がるのも困難になり 身体をどの方向に動かしても痛みがあります。 そのため、痛めた直後は横に寝て安静にしている ことが多く、痛みが減少し立ち上がったと しても炎症が完全におさまらない限り、また激痛が 走ります。 腰の状態は周辺に放散痛や鋭痛があり、痛みの 場所はどこが痛いのか最初は、はっきりしないのが 特徴です。 痛みが引いてくると、どこが痛いのか 分かってきます。 この場合は筋肉が炎症を起こしているので、氷水による アイシングを10分間行い、コルセットなどで固定します。 冷湿布やロキソニンが含まれている湿布もいいですが 一次的しか効き目がありません。 プロ野球のピッチャーが試合後氷水によるアイシングを 行うのは長時間効き目があるからです。 注意しないといけないのは、ぎっくり腰である 腰椎捻挫(筋・筋膜症)は筋肉と筋肉を おおっている膜の繊維が「 ブチブチ」っと不完全に 切れた状態なので、前かがみになるとさらに 伸ばされ切れてしまう可能性があります。 これが完全に切れた状態が サッカー、陸上、バスケ、バレーなどの スポーツ選手に多い 肉離れです。 2:骨盤の捻挫(仙腸関節捻挫) 骨盤の捻挫は前かがみになったときに、 腰ではなく、腰の下のお尻(骨盤)の 左右のどちらかに痛みを訴える 腰痛です。 骨盤の関節(仙腸関節) が急にグラグラに緩んだ状態です。 急性期は前かがみになると直ぐに お尻(骨盤)の左右どちらかに 痛みを訴え、座っているよりも 立っている方が楽な場合が 多いです。 前かがみになって お尻(骨盤)を動かすと痛いので、思わず 手でお尻を押さえている方が多いです。 慢性期は2つのケースに分かれます。 1つは骨盤の関節(仙腸関節)が時間を かけてゆるんだ場合です。 前かがみになると急性期と同じ お尻(骨盤)に痛みを訴えますが 我慢できる範囲です。 長時間のデスクワーク・運転、 入学式、運動会文化祭、卒業式で かたい椅子や地面、床に長時間 座っていたとき、妊娠後期や出産後 床に長い間座っているとき、横座りに なっているときに起きます。 もう1つは骨盤の関節(仙腸関節)が かたまって動かない状態です。 前かがみになると 「なんとなくここが痛い」 とお尻の左右どちらかを指す 場合があります。 骨盤の関節(仙腸関節) がかたい状態ですので、前かがみになると 動かしにくく、ひっかかる感じです。 3:腰椎椎間板ヘルニア 前かがみになると 腰の骨の一番下、お尻の割れ目 尾てい骨に痛みを訴えるのが特徴です。 ひどいとお尻や足にしびれや鈍痛が あります。 腰椎椎間板ヘルニアの 初期状態は 「かるい腰痛かな」 って思う程度です。 中程度になると 「ちょっと痛いけど我慢できるから大丈夫」 重度になると指先や足がしびれる、 指先の感覚がないなどの状態になります。 腰椎椎間板ヘルニアなったことが ない方は初期、中期の状況では 気づかない場合が多いです。 朝起きて、せきやくしゃみをしたり、 洗面所で歯を磨いたり、顔を洗っているとき、 痛める前日に長時間の運転や中腰の姿勢で ハードな仕事をしていた時に起きやすいです。 ヘルニアでよくある話が、 「腰は痛いけど、しびれがないのでヘルニア ではないのでは?」 と思っている方がいますが、ヘルニアの 初期はしびれはなく、ぎっくり腰や椎間関節症の ような痛みと似ているので注意する必要があります。 ヘルニアの初期から中期では 前屈をすると痛みが増し、腰を反らす と痛みが引きます。 (例外として腰椎5番と仙骨の間の ヘルニアは前屈も後屈も痛いです) そのため、長時間座ったり、中腰になることが 困難になります。 ヘルニアの対処法としては、自分で行う場合と 病院などに任せる場合があります。 自分で行う場合は、腰を反らすようなストレッチが ベストです。 うつ伏せになって、腕立て伏せを行うように腰を伸ばします。 この時、お腹は床につけたままでいいので、痛みのない範囲で 三秒で腰を反らして、三秒かけて元に戻します。 できない場合は20回だけでもかまいません。 とにかく痛みの ない方向へ腰を反らすことで痛みが和らぎます。 病院での対処は施術はロキソニンなどの痛み止めの薬や 湿布、ブロック注射、牽引などがメインになります。 臨床上、腰椎の4番、5番の間のヘルニアは病院での施術や 訓練で改善することが多いのですが、腰椎5番、仙骨の間の ヘルニアは改善しにくく、施術期間が長くなることが多いです。 通っても痛みが引かなかったり、お尻から足にかけて しびれが出て、歩行困難になった場合はヘルニア専門の 整形外科やヘルニア施術の実績がある接骨院、整骨院、 整体での施術をお勧めします。 しびれはなく痛みだけの時に施術を開始すれば直ぐに よくなりますが、しびれが伴う痛みの場合は施術期間が 長くなる可能性が高いです。 後ろに腰を倒す、伸ばす、反らすと腰が痛い(後屈) 椎間関節症は慢性的腰痛で多くみられます。 反り腰の姿勢の方に多いのですが、腰の骨と骨が ぶつかって痛みが出ます。 前屈をすると骨と骨の間の隙間が広がり痛みが和らぎますが 腰を後ろへ倒すと逆に骨と骨の間の隙間が狭くなり 骨と骨が衝突して痛みが増します。 ぎっくり腰よりも身体を動かすことができますが 痛みはぎっくり腰と似て、腰の下や真ん中、ウエスト付近、時々 足のつけ根(股関節)にも放散痛、鋭い痛み、鈍痛があります。 また腰を触ってみると腰椎の左右にある筋肉(脊柱起立筋)が 硬直したり、硬結といってしこりのようものが感じられます。 椎間関節症になると痛みを回避するために、前かがみの 姿勢になります。 ぎっくり腰では前かがみの姿勢でも 痛みがあるのですが、椎間関節症では痛みが和らぎます。 よって痛みがひくまでは腰を丸めて生活するようになります。 対処法は腰を丸めた状態で横になって安静にして 立って動くときはコルセットで腰をしめて固定します。 痛みが引かない場合は腰骨のゆがみが原因で 椎間関節症が起きているので、腰椎の施術ができる 接骨院や整骨院、整体で矯正してもらうことをお勧めします。 発症時は痛みが強いためぎっくり腰と区別がしにくいですが 時間が経って腰を前に曲げたり、丸めると痛みが出ない、楽に なる場合は椎間関節症の可能性が高いです。 腰椎の歪みがなくなれば、痛みは直ぐには引かないですが、 腰が真っ直ぐ伸ばせるようになり、痛みで寝返ができなかったのが ゆっくりならできるようになります。 2:椎間孔狭窄症 椎間孔狭窄症は上の骨と下の骨で形成される 穴があるのですが、これを椎間孔といいます。 原因としては、首の骨の歪み、頚椎の変形や 首の骨と骨の間にあるクッションの役割をしている 椎間板が薄くなる、頚椎の関節軟骨がすり減るなどが 考えられます。 椎間孔は前に倒すと広がるため痛みが和らぎ 後ろへ倒すと狭くなるため神経を圧迫し痛みが 増します。 椎間孔狭窄症は突然、痛みやしびれが出ることがあれば 最初は腰痛から始まり、そこから悪化して お尻から太もも、ふくはぎにかけて痛みやしびれが 出る場合が多いです。 ひどい場合は病院のレントゲンで発見されることも ありますが、見つからないこともあります。 施術は首の骨と骨の間が狭いので そこを広げる施術になります。 整形外科などの病院では牽引が 一般的ですが、ひどい場合には 神経ブロックなどの注射や痛みどめが出されます。 腰を反らして腰痛だけでなく足がしびれたら直ぐに 病院でレントゲンを撮って骨の状態がどうなっているのか 確認することが大切です。 椎間孔狭窄症は早期発見、早期施術で改善期間が 変わってきますが、最初は気づかない場合が多いです。 3:腰椎椎間板ヘルニア (腰椎5番目と仙骨の間の椎間板ヘルニア) 芸能人の方も発症している方が いるので名前は聞いたことが あると思います。 簡単に説明すると、神経(脊髄)を 包んでいる管(脊柱管)を何らかの 原因で狭窄され神経を圧迫し、腰から 足にかけて痛みやしびれが出ます。 専門的に解説すると、脊柱管が 骨の骨折や変形やヘルニア、靭帯の 肥厚などにより狭くなるのが原因です。 (パジェット病、先天性骨形成異常、 椎体骨折、峡部脊椎すべり症、骨棘など) 腰を後ろに倒したり、伸ばしたり そらしたりすると、脊柱管が狭く なり脊髄を圧迫して痛みやしびれが でます。 脊柱管狭窄症は急激に痛くなることはまれで もともと慢性的な腰痛があり、徐々に ひどくなることが多いです。 脊柱管狭窄症の原因は退行性病変、いわゆる 老化現象なので若い人には少なく高齢者に 多いのが特徴です。 痛みとしては放散痛、鋭い痛み、骨の上に痛みを感じ 腰の筋肉が過緊張しています。 脊柱管狭窄症になると、腰を伸ばすことが困難になり 中腰姿勢になって動くようなります。 また、長時間立ったり、動いたり、散歩したりすると 腰に痛みを感じてくるので、直ぐに座りたくなります。 座ると一時的ですが痛みが和らぎます。 (間欠性歩行) 分離症・すべり症・分離すべり症は腰を反らすときに 激痛が走ります。 部活をしている中学生や高校生に よくみられます。 特にバレー、テニス、野球、体操など 腰を反らすことが多いスポーツや部活をやっている 学生に多くみられます。 下記の動作の時に発症します。 ・ バレーボールでサーブやアタックをするとき ・テニスでサーブを打つとき ・ゴルフのスイングでフィニッシュするとき ・体操や新体操で腰をそらすとき ・サッカーでボールを思いっきり蹴るとき ・野球でボールを投げる時やバットを振るとき 脊椎すべり症は骨が前後に位置異常を起こしている 状態で、 変性すべり症と 分離すべり症があります。 間違えやすいのは、異常に反り腰になっている 椎間関節症です。 両方とも腰をそらすと痛みが出ますが、 分離症・すべり症・分離すべり症の方が 痛みが強く立っているのも座っているのも 痛いのが特徴です。 椎間関節症は我慢できる程度の痛みで 横になったり、腰を丸めたり、座ると楽になります。 もしも、前屈や後屈をしても腰痛の種類が分からなかったら 横に倒すと腰が痛い 腰椎捻挫、仙腸関節捻挫はどの方向でも痛みが出るので 腰を左右に回しても痛みが出ます。 最初は広範囲に出るので 腰椎捻挫なのか仙腸関節捻挫か分からないことが多いです。 時間が経つと痛む場所が明確になってきます。 横に倒した時と同様に、痛みの場所は違いますので 注意して下さい。 腰が痛いのが腰椎捻挫、お尻の上が 痛いのが仙腸関節捻挫です。 椎間関節症や椎間孔狭窄症は骨と骨の間の隙間や 椎間孔が狭くなるときに痛みが出ます。 痛みが出る側に 回すと痛みが増します。 逆に回すと痛みが引きます。 椎間板ヘルニアは腰を回しても、痛みやしびれが出ることは あまりないです。 脊柱管狭窄症、分離症、すべり症は痛みやしびれが 出ることは少ないです。 腰椎すべり症が腰痛の根本的な原因ではなかった!? 病院で腰椎すべり症と言われた患者さんが 施術を行っても腰痛が全然改善しないので 当院に来て頂きました。 チェックした結果、腰のヘルニアが 腰痛の根本的な原因であることが分かりました。 なぜ分かったかといいますと 腰椎すべり症は腰を反らす、いわゆる後屈をすると 痛みやしびれが出ます。 逆に腰を前に曲げる、いわゆる 前屈をすると痛みが減少します。 腰椎椎間板ヘルニアは例外を除いて すべり症と逆の状態になります。 つまり、前屈をすると痛みやしびれが 腰からお尻に走り、後屈をすると痛みや しびれが消えるということです。 上記の患者さんは接骨院や整体に 何回も腰椎すべり症の施術を行ったのに 改善されませんでした。 この時点で怪しいと思ったのですが チェックした結果、腰椎すべり症はあるのですが 痛みやしびれの原因はヘルニアからきている ことが分かりました。 それから、何回かヘルニアの施術を行うと 今まで腰からお尻に出ていた強いしびれが 和らぎ、徐々に改善していきました。 腰椎すべり症とヘルニアの施術の問題は 施術方法が全く逆になるということです。 ですのでヘルニアなのにすべり症の施術を 行えば痛みやしびれが増すということです。 また、臨床的には単純なヘルニアの方は少なく 腰椎すべり症とヘルニアをもっていたり 脊柱管狭窄症とヘルニアをもっていたりと 混合の方が多いです。 もしも、腰痛で病院や接骨院、整体で 痛みが引かなかったり、改善しない場合は もしかしたら原因そのものが違っていることが ありますので注意して下さい。 原因があっているのに改善しない場合は 受けた施術が自分の身体に合っていない こともよくあります。 まとめ.

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